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「県政転換のために金井忠一知事を必ず実現しましょう! 」(信州大学名誉教授・野口俊邦)

今回の知事選は従来以上に、県民の命と暮らしを大きく左右する重要な選挙です。大争点を2点指摘したいと思います。

 

第1は、リニア建設に猛進するのか、未曾有の酷暑に対応するために小・中・高の学校や養護施設に直ちにエアコンを設置するのかです。リニア(超電動磁気浮上型)は前回知事選でも争点にしたのですが、国家投資9兆円もかけ、運転手も車掌もいない、駅では切符も買えない、コンピュータ操作で東京―名古屋間を40分で結ぶ(2027年開業予定)「夢」どころか「悪夢の超特急」です。

南アルプスに風穴(トンネル)をあけ、貴重な自然資源(エコパークに指定されている)を破壊するだけでなく、水脈を切断し、異常出水や逆に水枯れを起こす、トンネル掘削で出てくる土(残土)は東京ドーム52杯分、その残土の捨て場がきまらない、リニアを動かす電力は原発2~3基分が必要など問題だらけで、リニア開業で長野県が未来に向けた新しい地域づくりができるなどと喧伝するのは、無知か妄想でしかありません。

 

第2は、大北森林組合補助金不正受給問題への阿部知事の対応です。不正時期2007~2013年の7年間、不正受給額は14億5000万円、追徴金3億5000万円、国への補助金返還額8億円など、どれをとっても未曾有の不祥事件です。大問題なのは北安地方事務所に事件時期に在職した職員11人に総額450万円の返還を求め、これで幕引きを図ろうとする卑劣な知事の姿勢です。地方事務所の職員だけでこんな大それた事件を起こすことは不可能で、この問題が争われた長野地裁判決(2017.3.28)は「降雪期で補助金の対象となる工事や作業が不可能なのに県林務部から執行未了の予算の消化を割り当てられ、・・・・『闇繰越』などとも呼ばれる違法な手段を使っても予算を消化するよう迫られていた」・・・「地事所林務課職員が、予算消化を迫られたこともあって、組合に不正な補助金申請を始めるきっかけかを与え、その後も、容認し続けていたことは明らかで、県側に重大な落ち度があったというべきである」と断じています。県民の75%が今回の県の対応は不十分と認識しているのも当然でしょう。

 

典型的な官僚出身の阿部知事は、名前が示すように、自分を守ることが第一(守一)なのに対し、県民の命と暮らしを守ることを忠実に実行していくのが第一の金井忠一候補です。

残された短い時間ではありますが、金井候補の必勝のために共に全力を尽くそうではありませんか!